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今日のお茶は、「オレンジペコ」 [そのほか]

地球温暖化への対策は、その方向性により、温暖化を

抑制する「緩和」(mitigation)と、温暖化への「適応」

(adaptation)の2つに大別できる。

地球温暖化の緩和策として様々な自主的な努力、および

政策による対策が進められ、幾つかはその有効性が

認められている。現在のところ、その効果は温暖化を

抑制するには全く足りず現在も温室効果ガスの排出量は

増え続けている。

「今後20~30年間の緩和努力が大きな影響力を持つ」

地球温暖化の緩和策と平行して、すでに起こりつつある

地球温暖化による影響への対策、いわゆる適応策に

ついても、さまざまな自主的行動、政策的行動が進め

られている。

3R・4R・5R

リデュース…製品の耐久性向上などを通じた廃棄物

(ごみ)の削減は、廃棄物の回収・処理に伴う温室効果

ガスの削減につながる。

リフューズ、リペア、リシンク、レンタルリフォームも

リデュースにつながる。

リユース(プロダクトリサイクルを含む)…製品の再使用を

通じて新たな製品の生産が抑制されると、生産に伴う温室

効果ガスの削減につながる。また廃棄量の減少にも

つながり、間接的にリデュースと同じ効果も得られる。

リペア、レンタル、リフォームなどはリユースの具体的

手法の1つ。

リサイクル(マテリアルリサイクルのみ)…新規に資源を

採取して利用するよりも既存の製品などから再資源化

して利用したほうが、エネルギーの使用や資源の精製・

処理を通じた温室効果ガス排出量を減らすことができる

場合がある。アルミニウムのリサイクルなどは削減効果

が高い。

リファイン…廃棄物の分別を通じて、エネルギーの使用や

資源の精製・処理を通じた温室効果ガス排出量を減らす

ことができる場合がある。

リターン…使用した製品や廃棄物を回収することで、

エネルギーの使用や資源の精製・処理を通じた温室

効果ガス排出量を減らすことができる場合がある。

節水…浄水や下水処理に伴うエネルギー使用量の

削減を通じ、温室効果ガスの排出量を削減することが可能。

ただし、資源の有効利用が優先され、結果的に全体の

エネルギー使用量や炭素排出量が増加する場合もあり、

ライフサイクルアセスメントを通じて循環利用と温室効果

ガスの両面で循環型社会の形成を考えることや、その

両立を目指して環境技術の開発を進めることが必要である。

小規模分散型エネルギーの導入、再生可能エネルギーの導入、

電化の促進、省エネルギー、節電、節水、3R・4R・5Rのほかに、

以下のようなものがある。

食生活 - 肉類の消費を抑えるなど畜産産業に関係する

ものを利用しないことで温室効果ガスを抑制することが

できる。

2006年の国際連合食糧農業機関(FAO)の報告では、

畜産は交通より18%多い温室効果ガスを出していると

報告している。

食品に関しては、地産地消・フードマイレージの低減・

(栽培に必要なエネルギー消費が最小となる)適地適作の

視点から最適なものを購入する。

グリーン購入- 低エネルギー消費の製品、製造や廃棄に

伴う温室効果ガスの排出が少ない製品の購入や買い替え。

過剰な購入の自粛、エコバッグなど多様なものがあり、

物だけではなく、サービスについても適用できる手法。

交通・移動手段 - 温室効果ガスの排出が少ない移動手段

への転換。自家用車から公共交通機関や徒歩への転換、

アイドリングストップ、2アップ3ダウンなど。

衣生活 - クールビズやウォームビズを通じた節電など

により、温室効果ガスの排出を減らすことができる。

住生活 - 自宅の緑化、断熱建材の利用、自然採光による

照明削減- クールビズやウォームビズを通じた節電などに

より、温室効果ガスの排出を減らすことができる。

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ついこの間、ゴーヤやヘチマを見かけた様に

思えるのに、あっという間にまた夏がやって来る様に

思えます。東京では今が盛りの桜のようですが、

桜の季節が過ぎると暑い夏が足早にやって来て。

そう思うと、小学生の頃の1年の長さがまるで嘘

だったみたいにも思えます。

さて、冬は比較的忘れ去られがちですがECO対策。

ガガーリンの「地球は青かった」は今でも有名な言葉

なのだと思います。今の私たちに出来ることを、

梅雨になる前にほんのちょっとだけ考えてみてください。

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