安全な暮らし~あなたは狙われている~ [わたしとお気に入り]
ひったくり被害にあわないために皆さんは、自分が
ひったくりにあうかもしれないと考えたことはありますか?
まさか自分だけは…と思っていませんか?
ひったくりは、皆さんのちょっとした注意と心掛けで、
未然に防ぐことができます。
これから紹介する防犯対策を心掛け、ひったくり被害に
あわないようにしましょう。
ひったくりの実態(平成24年中)
都内における認知件数の推移 平成24年中のひったくり
認知件数は904件で、前年と比べ815件(47.4%)減少
しました。 しかし、依然として1日約2件の被害が発生して
います。
時間帯別発生状況
17時台をピークに17時から0時までの間で多発
しています。 しかし、昼夜を問わず発生していることから、
外出時は常に警戒してください。
犯行手段
バイクや自転車で、後方から追い越しざまにひったくる
手口が典型的です。 また、徒歩で道を尋ねるふりをして
近づく手口もあるので、注意してください。
被害者の性別
被害者の約9割が女性です。 女性が抵抗する力の弱い
こと、また財布などの貴重品を全てバッグに入れる傾向に
あることも女性の被害が多い一因と考えられます。
被害時の状態(被害品の所持形態)
徒歩で被害にあった方の約6割が車道側、つまり犯人の
バイクや自転車が通る側にバッグを所持していました。
自転車乗車中に被害にあった方の約9割が前かごから
被害品をひったくられています。
< また、そのほとんどが、ひったくり防止カバー・ネットなどを
装着していませんでした。
被害者の心情
被害後、ほとんどの方が「自分が被害にあうとは考えた
ことがなかった」と話しています。
「自分も被害にあうかもしれない」と考えることが、被害を
防止するための第一歩となります。
防犯対策
徒歩の場合
バッグ等の所持品は車道側(自動車や
オートバイなどが通行する側)に持たず、建物側・壁側
に持つ、胸にしっかり抱える、たすき掛けにするなど、
持ち方を工夫しましょう。
自転車の場合
かごには、ひったくり防止カバー・ネットを装着しましょう。
下記のように、様々な種類・形状のものがあります。
ご自身が継続して使用できるものを選んでください。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/bouhan/kurumi/kurumi.htm
習慣にしてください
●金融機関等で現金を下ろした後は、特に警戒する。
●夜間の帰宅等は、遠回りでも明るく、人通りのある道を通る。
●歩きながらのメールや通話は控える。
金融機関等で現金を下ろした後や人通りの少ない
道路を歩くときは、誰か自分の後をつけていないか
時々振り返るなど、特に警戒しましょう!
歩きながら携帯電話でメールや通話をするのは注意が
散漫になることから控えましょう。
被害にあった場合
●大声を上げて周囲の人に知らせ、すぐに110番通報する。
●110番通報した時は、犯人の特徴をできる限り詳しく
教えてください。犯人はナンバーを折り曲げた黒色
スクーターに乗っている 黒色フルフェイスヘルメット、
青色ジャンパー、ジーパン A駅方向へ逃げた
●できるだけ早い通報が犯人検挙につながります。
ひったくられた際に、倒されたり引きずられたりして、
骨折などの重傷を負う事案も発生しています。
また、ひったくられたバッグの中にクレジットカード、
自動車運転免許証などが入っていた場合再発行の
手続などに手間がかかるほか、それらを悪用され、
更なる被害にあうこともあります。
まずは、「自分もひったくりにあうかもしれない」という
意識を持ち、しっかり対策しましょう!
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