外見だけで「品よく」見せる技術 ファッション、しぐさ、話し方(ホンノタイトル) [ワタシの欲しいものlist]
「上品」は武器だと思う。
鼻につく上品は下品だけれど、ほどよい品のよさを
持った人は特に初対面での待遇がまったく違って
しまうと思う。
上品は運を呼び寄せる技術とも言えるかもしれない。
著者は元日本航空の国際線スチュワーデス
・一度にするのはひとつの動作だけ
席を立ってテーブルの上のコーヒーカップをかたづける、
という一連の動作をする際にカップを持ちながら立たない
ことという例が挙げられている。上品さの基本かもしれない。
・人や方向は手のひらで示す
女性向けかと思ったがやってみると男性でも様になる気がした。
指差さず手のひらを上にして方向を示すという動作。
・紳士は食事中以外も手をテーブルにのせておく
解説によると本来このマナーは男女が交互に並んだ
テーブルで、下で手が何をしているかわからないのを
避ける意味があったそうだ。
・中華料理の回転卓は主賓から右回りが原則
・「すみません」ではなく「ありがとう」
・チケットを贈るときは金額を消して
コンサートや演劇のチケットをプレゼントする際に
金額を墨で消してから贈る。
・順番を待った人へはひと声かける
言葉は、「お待たせしました」。
著者は日々意識的に気をつけてこうした振る舞いを
身につけているよう。
すべて読んでみて、上品さというのは性格や育った環境と
いうより、注意と訓練の賜物なのだと思った方もいらっしゃるのでは。
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