ボタンの好きな・・・ [そのほか]
歴史・語源
十字軍によって、イスラム社会から西欧社会に伝わった。
語源は、古ラテン語の"bottare"もしくは古ゲルマン語で
『蕾』という意味の"boton"と言われている。
後者の方の由来は、鋳造、または、打ち出しで作られた
金属製のそれが、シワが付いているために蕾のように
見えることから、とか、昔は本当に花の蕾を使っていたから、
という説がある。
西欧の王侯貴族はボタンの装飾に凝り、金銀宝石まで
も使って豪奢なボタンを作らせ身につけた。
それを一般市民も真似て、ついに奢侈禁止令が出たこともある。
日本では大陸で見られる青銅製ボタンの出土例があるものの
衣服のつなぎ止めには古来から紐結びが一般的で、埴輪の
服装にも見られる。
明治維新前後にポルトガル語の"botao"が伝来し、上からの
洋装化に従って「ボタン」という言葉が普及していったと考えられる。
ボタンが日本に入ってきた当初、一般民衆はボタンを根付として
珍重していた。
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先日、何かの機会があってボタンの
魅力的な整理方法を知り実践してみました。
母が集めていたボタンを、ガラスの小瓶に
移し変えるというものです。
うちにもボタンはあるのですが、それを知るまで
ただ眠っていました。
そういうことってありませんか?
ボタンは昔、根付のように珍重されていたっていうのも
その美しい個性を見ているとうなづける気がします。
是非、お試しくださいませ。
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