防災によって得られるしあわせ 2014 [そのほか]
防災(ぼうさい)とは、災害を未然に防ぐ目的をもって
行われる取り組み(行為)である。災害の概念は広いので、
自然災害(天体活動による天変地異、地殻変動、
大気循環・熱塩循環等々による災害、野火災害、ほか)のみならず、
人為災害(失火、過失による爆発・落下・漏洩、ほか。)への
対応も含めて使われることがあるほか、ときに伝染病への対応をも
含む場合まである。
ただし、伝染病に関しては防疫(ぼうえき)という呼称が本来的で、
防疫は防災の一種とも言える。
また、防災に類義語として危機管理があり、「防災」と
「危機管理」はいずれも何らかの具体的な行為によって
リスクを減らすことを目的とするものの、後者はより広い事物や
事後の対応も含んだやや広い実務的な概念と言える。
英語では emergency management がこれに相当する。
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自然災害がなぜ起こるかについては、次の公式に帰結している。
Disasters occur when hazards meet vulnerability.
「災害は、危機が脆弱性と出会うことで起こる」
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消防防災博物館
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index.cgi
自然災害は、人為的な原因による災害(「人災」)に対して、
天災とも呼ばれる。
しかし実際に「天災」と呼ばれているものは、社会の脆弱性など
人為的な原因により人的被害が拡大されている側面が大きいため、
「天災」という呼び方は適切なものではない。
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2014年9月1日です。
日本語はとても大切なわたしたちの「言語」ですものね。
ご参考になれば♪
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