コトリトワタシ [そのほか]
まだまだ不安定な気候が続いていますが、風に乗って、
花のたよりも届くようになりました。「春」は、感じ方に
よって人それぞれでしょうが、すぐそこまでやってきて
いるのは感じられます。
春陽気の中、小鳥のさえずりを聞きながら、皆さまは
どのような想いをはせるのでしょうか。
「のどか」「楽しそう」という気持ちになるのでしょうか。
それとも、「騒がしい」」「物悲しそうに鳴いている」という
気持ちになるのでしょうか。 同じ状況であっても、
人それぞれ、感じ方は「春」という季節と同じように
異なってくるものなのかもしれません。
一体、なぜ人によって感じ方に違いが生じるのかと
いうことが重要だというのでご紹介しますね。
人は、自分自身の心の状態や考え方を、自分のものと
してではなく、他者や対象物のものとして捉える場合が
あります。
先述の鳥のさえずりを、のんびりリラックスした状態の
人が聞いたらやはりのんびりした声に聞こえるのかも
しれませんが、焦りや不安を感じている人が聞いたら、
騒がしい音や悲しい鳴き声として聞こえてくるのです。
これは、それぞれの人の心の状態を小鳥のさえずりに
投影させて捉えている状態とも言えるのです。
このメカニズムは、人間関係でも影響しています。
外部から受ける感覚を、自分の心の中で映し出された
ものとして捉えられたら、苦手意識があったことでも、
これまでとは違った対応ができるのではないでしょうか?
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namieはこのことを知ってから、何事も出来るだけ
明るく前向きに捉えようと思うようにしました。
もしも、嫌な鳥のさえずりと感じても、
敢えて「可愛い!可愛い」と・・・・。
たまには、喉の調子が悪かったり音痴な鳥にだって
出会いますよね。
そのうち、また、綺麗なさえずりに出会えると思って
いる方が、明るい心を取り戻せる日が早くやって
くるのではと思います。
卒業シーズンを終え、これから、新しい旅立ちを
迎える方々もいらっしゃると思いますが、「可愛い」
って思う心を大切に是非良い人生の1ページを
めくってくださいませ。微力ながら、応援しています。
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