お赤飯の日 [わたしとお気に入り]
明治頃までは、もち米を蒸しただけのものをおこわと
言い、小豆などを混ぜたものと区別していたが、現在は
赤飯もおこわと言うようになった。蒸すのではなく、炊いて
作る方法もある。呼称としては「せきはん」が一般的で
あるが、女房言葉として語頭に「お」をつけた「おせきはん」、
あるいは地域によって「あかまんま」「あかごわ」などの
呼び方もある。
ハレの日の食事として用いられる他、栄養価が高い事
から缶詰やフリーズドライ化された物も普及しており、
非常食や自衛隊のレーションとして用いられている。また、
「赤飯おにぎり」のように、一般食としてコンビニ
で売られている事も多い。
作り方
米は、もち米のみを使い蒸し上げるのが正式だが、
炊く場合は仕上りがべたつきやすい為、うるち米を
1-2割混ぜる。豆は事前に水に浸し吸水した後、
下茹でしておく。豆の色素が溶け出し赤く色のついた
煮汁は冷まし、米を浸しておく事で、赤飯の色付けとする。
古代より赤い色には邪気を祓う力があるとされ、
例えば墓室の壁画など呪術的なものに辰砂が
多く使われ、また、日本神話の賀茂別雷命や
比売多多良伊須気余理比売出生の話に丹塗矢
(破魔矢の神話的起源)の伝承があることからも窺える。
また、神道は稲作信仰を基盤として持ち(田の神など)、
米はとても価値の高い食糧と考えられてきた。
このため、古代には赤米(英: Camargue red rice)を
蒸したものを神に供える風習があったようである
(現在でもこの風習は各地の神社に残っている)。
その際に、お供えのお下がりとして、人間も赤米を
食べていたと想像される。赤飯にゴマを乗せるのは、
白いご飯を赤くしたことを神様にゴマかすためである。
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現在は、祭りや誕生祝いなど
吉事に赤飯を炊く風習が一般的で
あるが、凶事に赤飯を炊く風習も
存在する。凶事に赤飯を炊く理由は
不明ではあるが、赤色が邪気を
祓う効果がある事を期待した為と
いう説や、いわゆる「縁起直し」と
いう期待を込めて赤飯が炊かれた
とも考えられる。又、古くは凶事に
赤飯を食べていたものが何らかの
理由で吉事に食べるように反転した
という説もある。
赤飯に纏わる風習は形を変えながら
日本各地に存在している。
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11月23日はお赤飯の日なんだって。
今日食べた人、いますか?
namieは、今年初めて知って、
食べることが出来ました。
神様、ありがとうです。
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