「ラ」の音 「かんわきゅうだい」 [そのほか]
現代標準語の音韻: 1子音と1母音からなる音 /ra/。
舌の先で上歯茎付近をはじくことによる有声子音/r/と
あからなる音。
国際音声記号で語中の子音/r/は歯茎はじき音[ɾ]で記述される。
語頭の/r/は接触の持続時間がやや長く、度合いは弱いが
破裂音[d]に近くなる。個人によっては側面接近音が現われる。
これを記述できる適当な記号がなく、記述も多様になるが、
便宜上、語頭・語中とも[ɾ]とすることが多い。
五十音順: 第39位。や行い段とえ段のいとえを数に加えると41位。
いろは順: 第22位。「な」の次、「む」の前。
平仮名「ら」の字形: 「良」の草体
片仮名「ラ」の字形: 「良」の上から右上にかけての部分
ローマ字: ra、la
点字:
通話表: 「ラジオのラ」
モールス信号: ・・・
発音: ら
「ラ」を始めとするラ行音の子音は、ローマ字表記では「r」で表されるが、
実際の発音は語頭・語中・語尾とも[r]と[l]の中間に位置しており、
[ɾ]か[ɽ]となっている。従って、アラビア語、スペイン語やロシア語の
ような巻き舌のrや、英語のように若干舌を巻いて発音するrとは
発音が異なり、日本語は明確な[r]と[l]の発音上の区別の無い
数少ない言語となっている。
外来語の片仮名表記でも、語頭・語中・語尾のいずれも
「r」も「l」も区別せずに一括してラ行の片仮名で表記される。
結果、ローマ字表記の影響もあってか、「Engrish」という間違った
英語を指す俗語ができた。
いろは四十八組に「ら組」は存在せず、22番目の組は
「千組」と称した。その理由については諸説あるが、いずれも確証が
無く不明である。
鉄道車両の記号「ラ」は、貨車のうち最大積載量が
17t〜19tの車両を表す。
音階で片仮名のラが用いられる。
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「今夜、ホタルを見に行こう」
たまには、すてきなコト言うんだね。
そのような会話、いつからだろう・・・?
忘れている皆さまへ。コミュニケーションには
会話する内容も必要です。
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