読み: おわりをつつしむことはじめのごとくんばやぶるることなし
何事でも事が成就しようとするまぎわに、心がゆるんで失敗する
メモしておくこともありますよね★三 [そのほか]
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)]
1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を―・む」「言葉を―・みなさい」
2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を―・む」「暴飲暴食を―・む」
3 (「謹む」と書く)うやうやしくかしこまる。「―・んで御礼申し上げます」→謹んで
「君達(きんだち)さへ余り―・み給て、今は目も見せ給はねば」〈狭衣・四〉
「君達(きんだち)さへ余り―・み給て、今は目も見せ給はねば」〈狭衣・四〉
4 物忌みする。斎戒する。
「ながき物忌みにうちつづき、著座といふわざしては―・みければ」〈かげろふ・下〉
「ながき物忌みにうちつづき、著座といふわざしては―・みければ」〈かげろふ・下〉
終わりを慎むこと始めの如くんば敗るる事無し (826)
ものであるから、終わりまで事を始めたときと同じように、慎重な
態度でやれば失敗することはない。
コメント 0