お疲れ様です [そのほか]
■伝達のミスを防ぐために注意すべき3つの点
仕事をしていると、誰かに物事を伝える場面が多く
あります。 例えば、社会人の基本中の基本として
挙げられるのが「ホウレンソウ」
つまり、「報告」「連絡」」「相談」です。特に新人時代は、
どんなことをするにしても上司へのホウレンソウは
欠かせません。また、上司以外にもプレゼンテーションや
業務上の工程などで様々な人に何かを伝えるケースが
あるはずです。
しかし、ちゃんと伝えたと思っても、伝達ミスは起こるもの。
例えば、自分が言ったことを相手がちゃんと理解して
いなかった、なんてよくあることです。
特に慣れない新人時代にはよく起こりがちです。
先輩女性社員に怒られる日々というのも堪え、
5月には離職しているっていう悲しみをnamieの
ブログ読者には作りたくない。
せっかく入社したならば、こうしたミスを防ぐために、
何かを伝える際には次の3つの点に注意すべきです。
(1)誰に→相手のことを明確にイメージする
まず、今から伝える相手が誰なのかをイメージします。
その上でどんな切り口で話せば、その人が自分の話に
興味を持ってくれるのかを考えます。
(2)何を→伝えることの優先順位を明確にする
どの部分を重点的にしてどんな順番で伝えていくかで
相手に与える話の印象は大きく変わります。
相手に興味を抱かせるように順番を考えて、スートリーを
組み立てていくことで、伝わり方は全く変わってくるのです。
(3)どう伝えるか→伝わる方法で伝える
最後は伝えたいことをどう表現するかという部分。
具体的な数字を使ったり、最も適切な伝達手段を選ぶ
などしましょう。また伝えるときも、相手だけではなくて、
相手の向こう側にいる人(例えば、伝えた相手の上司など)
にも適切に伝わるような伝え方をすべきです。
■研修だけに頼らずに先輩たちの技を盗め
就職活動中の学生や新人からの質問でよくあるのが
「どんな研修制度があるのですか?」という質問です。
しかし、著者は会社が自分を教育してくれると思っている
からこその質問だと指摘します。
もちろん、研修で業務や会社のルールを学ぶことは
重要です。
しかし、教えてもらえることが当たり前と思い、受身の
姿勢になっていてはプロの厳しい世界で高い
成果を出すことはできません。
重要なことは先輩たちの技を盗むこと。
少し前までは、熟練者たちの技を盗んで習得しろと
言われたものですが、今では「もはや盗んで学ばせる
時代ではない」という考えのほうが主流です。
だからこそ、盗んで学ぶ習慣を身に付けておくと、
周囲と大きな差を生み出すことができます。
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チャンスをつかみ、高い成果を残す人となるための方法に
ついて書いみましたが、新人時代に身につけたスキルは
自分が中堅、そしてベテランになっていく中でも大いに役立つ
ものです。
常に相手やさらにその向こうにいる人のことを見据え、
学ぶ姿勢を持ち、成果を出すことを考えて、
仕事に対峙する。
そうしていればいつの間にか「社会人」に
なっているかもしれません。
『伝説の新人』(小宮謙一、紫垣樹郎/著、集英社/刊)より
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