打ち水効果 [そのほか]
打ち水には、道路などの埃を抑える効果があり、
また夏場には、気化熱を利用し涼気をとるためにも
行われる(水1gの蒸発につき約0.58kcalの熱が奪われる)。
近年の日本の夏は湿度が低いので打水によって
湿度を高くして、体感温度を下げる効果もある。
また、打ち水には場を清める神道的な意味合いがあり、
玄関先などへの打ち水は「来客への心遣い」の一つで
あった。
ヒートアイランド対策としての打ち水
銀座で開かれたイベントでの打ち水の様子
近年では東京都などの全国の市町村が都市部の
ヒートアイランド対策として、一斉に打ち水を
行うという計画を進めている.
1.朝夕の比較的気温が低い時間に
土に撒くことにより、その効果を持続
させることができる。日本の湿度の高い
気候を利用し、除湿機で溜めた水を撒く
という方法。
2.輻射熱を減らすために熱くなった
道路を冷やすのが効果的だとの考え方。
人が暑さを感じるのは、空気の温度そのもの
から感じる暑さだけでなく、輻射熱からも感じている。
よって、打ち水を行えば空気の温度は
それほど変わらないが、高温になった道路の
熱を下げることで輻射熱を減らし、
体感温度が下がるのではという考え方。
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namieは、以前に本で、「昔の人は3軒となりまで
水をやったものです」というのを読んで知ってから、
打ち水を心がけるようになりました。
(3軒は、しませんけれども・・・。)
今回、ふっと目に留まった市の広報誌に、
こんな呼びかけが載っていて、ご紹介してみようかと
思った次第です。
打ち水のお知らせ
7/23(火)~8/23(金)は打ち水期間
打ち水で気温を下げ、涼しい夏を過ごしましょう。
なんとな~く、涼しい気がしているので、
打ち水には効果があるように思えます。
神道的意味合いもあるってあるのですが、
ディズニーランドでも欠かさず行っているそう。
興味のある方は、この夏から始めてみては?
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